プラチナ万年筆の代表的なラインのひとつプレピーに、
新たに蒔絵風の装飾を施した「プレピー和 近代蒔絵」が発売されました。
プレピーの使いやすさはそのままに
厚みのある金の和柄の装飾で高級感が加わりました。
伝統柄の、藤・九曜・福良雀・縞と巴・菊唐草・勝虫には
それぞれ縁起の良い謂れがあり、
ラッキーアイテムとしてお持ちいただいたり、また贈り物としても最適です。
藤:花房の下がる様子がたわわに実る稲穂を連想させるとして
五穀豊穣の願いが託された、おめでたい文様です。
九曜:七曜(日・月・火・水・木・金・土)に羅睺・計都を加えた
九曜星を九曜曼荼羅として信仰したもので、交通安全に霊験があるとされました。
福良雀:冬に羽根に空気をたくわえて膨らまして暖をとる雀の姿が
ふっくら見えることから「福良」の字が当てられ、
富貴繁栄の象徴とされています。
縞と巴:水が渦を巻いているように見える巴紋は火災避けとして
瓦に刻まれるようになりました。
菊唐草:長寿の薬効のある菊と、蔦が永遠を表す唐草とを組み合わせた
延命長寿を願う文様です。
勝虫:トンボの幼生が甲冑に覆われているように見えることや
前にしか進めない習性を不退の様として、武家や武将に愛用された文様です。